静修の友№45 (2015)「いきいき卒業生」より
明るく楽しげに話す姿がとても魅力的な星澤さん。お母様は料理研究家の星澤幸子先生です。現在星澤クッキングスタジオのプロジェクトチーフとして多忙な日々をお過ごしの星澤さんに、やんちゃだったと評判の高校時代、そして将来についてを熱く語って頂きました。
2003年卒
2003年 辻調理専門学校入学
2004年 同専門学校卒業、同年
日本料理明日香、泊船にてホール、調理補助として勤務
2006年 調理師免許取得
同年 西ドイツ・ケルン市
日本料理リストランテ金太郎就職
2008年 帰国 星澤クッキングスタジオ就職
2014年 蕎麦打ち初段取得
登山(冬山も)、マラソンやウォーキングラリーも行うなど、プライベートはアウトドア派
○楽しかった高校生活
自他共に認める目立ちたがりやで、学祭でダンスをしたり、実習中に女子と制服を交換したり、悪ふざけは沢山しましたね。女子ばかりでモテモテになる予定だったんですが、そうでもなかったなーと、彼女が出来て周りが困るくらいの熱々だったせいなんですけどね。クラスに男子は7人だけで結束力が生まれました。今でも仲良しです。後、苦手だったのが「藤野先生」。厳しく指導されて、正直「嫌だな~」と思ってましたね。それが卒業して仲良し7人で集まった時に偶然再会して、でもそこで色々と話をしていく内に先生の違う一面が見えたりして、今でも良いお付き合いが続いてます。面白いですよね。帰宅部で放課後も元気に活動してました。高校時代は本当に楽しかったなーと今でも思いますね。
○料理の道へ
子供の頃から料理がすぐ側にあって、料理の道に進むことに迷いはありませんでした。どこの学校にするかは色々考えましたが、東京への好奇心もあって決めました。卒業後2年間は都内でその後2年契約でドイツに行きました。その2年も終り、「さて」となった時母の希望もあり、北海道に戻って星澤クッキングスタジオに就職しました。
○母として先生として
母のことは先生と呼んでいます。最初は使い分けていたんですが、職場でお母さんと呼んだことがあって、もう恥ずかしくてそれからは先生です。学生の時の方が普通に仲良しでしたね。今は仕事の関係で意見の違いが出たりして、前は何も気にしないで甘えていられたのかなと思います。一緒に仕事をしてきて思うことは、先生が歩んで来た道は決して間違っていない、そして北海道の食のより良い未来を願って努力してきたことを、自分も続けていかなければと思っています。
○今後の抱負
北海道の家庭料理の中の道産食材の普及率を上げて行きたいと思っています。
北海道産は今や立派なブランドです。安心・安全な食材、その良さと魅力をまだまだ沢山の方達にお伝えしたい。道産の食材が家庭料理の中に沢山使われるようにして行きたい、それが僕の願いであり目標です。その為に企業とのコラボ商品やイベントなども色々と行っています。札幌に帰ってきて7年教えて貰うことばかりだった自分が、一歩進んで人に教える側になることも増えて来ました。北海道に根を下ろして仕事をして行こうと思ってもいます。まだ道半ばですが、今後も北海道の食の発展に力を尽くして行きたいです
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