#修学旅行(5)

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思い出すと、どうしてもしんどかった特別な記憶が先に思い浮かんでしまうが、総じては楽しい記憶の方が圧倒的に多い。脈絡なく記す。今でも覚えているのが、担任として行った時の奈良の自主見学である。明日香をめぐるコースを選んだ7人グループと一緒に行動したことがある。レンタサイクルを借りて、田舎ののどかな秋の風景の中、石舞台や飛鳥寺を巡るのである。その時、レンタサイクル代を節約するため、僕を含めて8人で4台の自転車を借りた。今では許されないだろうが、二人乗りで走り回ったのである。ぼくは一人の生徒を荷台に乗せてガシガシとペタルをこいだのであった。黄色く実をつけた柿の木の下などを連なって走りながら、高校生に戻ったような気分になったのであった。

一度だけ、副担任として引率したことがある。英語の大橋先生と庄田先生の副担であったと思う。担任や学年主任と違って、責任はとても軽いので、気楽であった。その3人でダジャレを飛ばしながらの珍道中であった。京都の保津川を船で下ったり、嵐山の土産物屋を覗いたりした。そこに「はりはり漬」というのを売っていた。「この漬け物は急いで食べなくてはいけないんですよ」「なんで?」「hurry!hurry!漬けってね」などとばかなダジャレを競い、飛ばし合ったのをなぜかはっきり記憶している。東京の自主研修の時間には3人でパチンコに行った。庄田先生が勝ったように思う。その後、お上りさんで、東京タワーの見学に行った。いい旅であった。

担任として引率した時、京都で朝一番に平安神宮に行く旅程の時だった。その平安神宮の池の飛び石を渡っている時に、クラスの一人の生徒が足を滑らせて池に落ちたことがあった。そんなに深くはないが、生徒はずぶ濡れになって上がって来た。後を他の先生に頼んで、旅館に連れ帰って着替えさせることになった。タクシーを拾おうとしたが、そのずぶ濡れ状態では乗せる訳にはいかないと何台も乗車拒否された。近くのお店に行ってビニールの大きなゴミ袋を買い、これを下に敷くからと頼み込んでやっと宿まで帰ることが出来た。ジャージに着替えさせて、再びタクシーで一行を追いかけて次の見学地で本隊と合流したのであった。思いもよらぬハプニングであった。(・・・続く)

#修学旅行(5)」への3件のフィードバック

  1. 修学旅行では色々なハプニングがありましたね!奈良公園の鹿の角でおでこを突かれた生徒がいました。病院に連れていったりするのが副担任の役目だったりします。責任は軽いとはいえ咄嗟の判断力が要求されますから、何事もないようにと祈ることも……。

  2. あれ?その池に落ちた生徒、自分と同じ代なのでは?修学旅行中、噂となって耳にしたことをたった今思い出しました😲そういったハプニングが記憶として思い出されるのですよね(⌒‐⌒) 卒業アルバム見たらその方わかるかも(笑) 自分は旅行先での決まった部屋になかなかおらず、Tが怒ってたなそういえば
    (^_^;) 100周年の同窓会にはぜひ参加を!

    • ということは今年の同期生?司会していた太田さんのクラスメートだったのかな?彼女からのコメントも欲しいですね😊

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